各国それぞれ異なった文化やマナーが存在しますよね?旅行や出張、留学などで海外を訪れる機会も増え、外国慣れしている方も多いですが、意外と知らないうちにマナー違反をしていることも少なくありません。今回はアメリカ・カナダのレストランで食事の際に気を付けたいマナーをお伝えします!

TPOをわきまえる

これは日本でも常識ですが、TPOに応じた服装で出かけるのがマナーです。特にアメリカ・カナダの高級レストランは、ネクタイ着用が必須のところもありますし、お店のイメージに合わないカジュアルすぎる服装だと入店を断られてしまう場合もあります。事前にドレスコードを確認しておくと安心です。

また、日本以上に小さい子供連れでの外食にはシビアです。雰囲気を大切にしているようなレストランや高級レストランなどでは、小さい子供連れのファミリーは見かけません。北米では、そういう場へは子供をベビーシッターなどに預けていくのが普通なのです。

喫煙に気を付ける

かなり以前からアメリカ・カナダでは禁煙運動が盛んになっています。州により異なりますが、観光地などの大都市のレストラン内は禁煙になっているところがほとんどです。なので、喫煙はマナー違反どころか法律違反になってしまいます。尚、レストランだけでなく、建物内も全面禁煙になっているところが多いので気を付けましょう。

誰かれ構わず用事を頼む

日本では用事がある時は、通りがかったウエイターやウエイトレスに声をかけますが、北米のレストランでは誰かれ構わず声をかけて用事を頼むのはマナー違反です。チップ制の関係もあり、各テーブルを担当するウエイター/ウエイトレスが決まっているのです。用事がある時は担当のウエイター/ウエイトレスに頼みましょう。

ウエイター/ウエイトレスを大声で呼ぶ

日本のように「すみませ~ん!」と大きな声で呼ぶのはマナーが悪いと思われます。アメリカでは担当のウエイター/ウエイトレスが側を通りかかった時に、「エクスキューズ・ミー(すみません)」と声をかけるか、目線を合わせ軽く手を挙げて合図をしたり、かなり控えめ目なのです。

音を立てて食べない

これは日本でも良く知られていることだと思いますが、麺類などをズルズルと音を立てて食べるのは、非常にマナーの悪い行為とされています。最近ではヌーハラと言われていますね。アメリカ・北米ではスープなども音を立てずに食べるのがマナーなのです。

食器類を持たない

お茶碗を手に持って食べる習慣から、恐らく日本人がつい気づかないうちにやってしまう行為ではないかと思いますが、食器類はテーブルに置いたまま食べるのがマナーとされています。また、お味噌汁などお椀を口につけて飲む行為もマナーが悪いと思われてしまうこともありますので、注意をするとよいと思います。

会計はテーブルでする

会計の際は担当のウエイター/ウエイトレスに頼み、席で済ませます。会計を頼む際に日本人がはよく指でバッテン(X)をしますが、アメリカ・カナダでは全く通じません。手でサイン(署名)書くようなジェスチャーをしましょう。

チップを置く

これは一番よく知られている日本にないマナーではないでしょうか?一般的に合計額の15~20%がチップの相場とされています。ウエイター/ウエイトレスは、お客さんからチップを貰うことを前提に基本給がかなり低く設定されていることが殆どで、主な収入源はチップなのです。

 

アメリカ・カナダのレストランで食事をする際は、ぜひマナーの違いを心得て、思い出に残る素敵な時間を過ごして下さいね。

 


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