アメリカ・カナダの北米ではクリスマスやサンクスギビング(感謝祭)などホリデーパーティーに限らず、友達同士で集まってみんなで盛り上がるときなど、1年に何度もパーティーをする機会があります。北米のパーティーの定番スタイルと言えば、ポットラックパーティーです!

ポットラックパーティーって?

近頃、日本でも徐々に知名度が上がってきたポットラックパーティーですが、まだ聞いたこともないという人も多いのではないでしょうか?ポットラックパーティーは、参加者全員が食べ物や飲み物を持ち寄って開くカジュアルなパーティーのこと!自宅を開放してくれるパーティーホストの方に負担が掛からず、一度に沢山の料理を楽しめる人気のパーティースタイルです!

 

ポットラックパーティーに呼ばれたら?

まず、多くの場合はホスト(主催者)が中心となって事前調整し、何を持参すればよいか分担を決めます。これは、「デザートばかりでメインディッシュが足りなかった!」というような事態を避けるためです。また、料理を持参する側としては、誰かと料理がかぶってしまうことも避けたいですよね?「何でもいいよ~」というのも、ごく稀にありますが、もし自分がホスト(主催者)する場合は、分担を決めてあげる方が親切なのです。

分担は一般的にアペタイザー、サラダ、メインディッシュ、サイドディッシュ、炭水化物(ライス、パンなど)、フルーツ、デザート、飲み物、スナック類という感じです。場合によっては、紙皿、紙コップ、紙ナプキン、使い捨てのプラスチックのナイフ&フォークなどの分担もあります。また、ハワイアン、メキシカン、イタリアンなどパーティーのテーマが決まっていることもあります。

大人数の場合、数名がメインディシュを持参するということもあります。その際も料理がかぶらない様にホスト(主催者)を中心に調整します。なので、ホスト側の立場からすると、早めに料理を決定して知らせてあげるとスムーズに準備が進むので喜ばれます。

ポットラックパーティーを成功させるコツは、この事前準備・調整がカギなのです!

定番のポットラックパーティーフード

アペタイザー

立ち話しながら食べることも多いので、フィンガーフードと呼ばれる手で食べられる料理が主流です。例えば、チーズ&クラッカー、カナッペ、カプレーゼ(トマト・バジル・モッツァレラチーズを食べやすい様にピックに刺したスタイル)、トルティーヤチップス&サルサ・ワカモレ、ピタチップス&フムス(ハムス)など。

サラダ

グリーンサラダが一般的ですが、数名がサラダを持参する場合はポテトサラダ、パスタサラダ、コールスローサラダ、シーザーサラダなどもよく見かけます。

メインディシュ

パーティーのテーマによりますが、ピザ、チキンウイング、BBQ、フライドチキン、ステーキ、ローストチキンなどお肉料理が中心です。

サイドディッシュ

サイドディッシュ担当になった人はメインディシュに合うサイドデッシュを持参します。例えば、グリル野菜、蒸し野菜、マッシュポテト、ベイクドポテトなど。

デザート

ケーキ、カップケーキ、パイ、アイスクリームが主流です。

飲み物

ビールなどのアルコール飲料の他に欠かせないのが、コーラなどの炭酸飲料です。アメリカではお酒を飲まない人も珍しくなく、代わりに炭酸飲料を飲む人が多くいます。

ポットラックパーティーで喜ばれる日本食

日本食ブームもあり、特に大都市では日本食の認知度も高く、アメリカ人にも喜ばれる日本食も多々あります。ポットラックパーティー向けのものとしては、から揚げ、ギョーザ、カツ、やきそば、お寿司(カリフォルニアロールやいなり寿司など)、コロッケ、焼き鳥、テリヤキチキン、たこ焼きなどです。

機会があったら、ぜひアメリカのポットラックパーティーに足を運んでみて下さいね!

 


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