バンクーバーのシンボルといえば、多くの人がレンガ畳みの町並みの中にある時計台を
思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
今日はそのバンクーバーの観光スポットの一つとしてとても有名なGastown(ガスタウン)にある “Gastown Steam-clock”の歴史と豆知識についてご紹介します♪

時計台があるガスタウンは、バンクーバーの発祥の地として歴史的にも意味のある場所です。
ガスタウン一帯はレンガ調の風情ある町並みが広がり、通りにはかわいらしいお土産屋さんやレストランなどが立ち並びます。

 

そのガスタウンの一画、Water St.とCambie St.の交差する場所には“Gastown Steam-Clock”という
歴史を感じる古い時計台があります。
この時計は蒸気を動力とした時計で15分おきに蒸気で笛が鳴ります。
ガスタウンの写真スポットとしてこの時計台の周りにはいつも人が集まるシンボル的な場所です。

この時計台はRaymond Thundersという人によって作られたモニュメントですが、
みなさんこの時計台はいつ頃作られたかご存じですか❔

見た目からは歴史と風情を感じることから、多くの人が100年前、いや200年前?!
と想像する人が多いのではないでしょうか。

正解は、、、なんと 1977年に作られた時計台です。今からたった45年前に作られたものなのです。
意外に最近だと思いませんでしたか?

それもそのはず、この時計台はMr.Thundersによって”意図的に古く見せて作られた”時計台なのです。
彼はこの時計台をまるで100年前に作られたように見えるように制作したのです。
その理由は、100年前といえばちょうどこのバンクーバーがスタートした時期なんです。
彼はこの時計台を見た人々がバンクーバーの歴史を感じるようにあえて古く見せて作ったんですね。

またこの時計台のもう一つの豆知識ポイントとしては、”蒸気時計”であることです。
現在、世界中で蒸気時計はたったの6台しか稼働していません。
非常にレアであることがわかります。
またMr.Thurndersによって作られた蒸気時計はもう一台北海道の小樽にもあります。
日本とのつながりを感じますね✨

いかがでしたか?普段何気なく訪れる観光スポットですが、
そこには必ず歴史的な背景や成り立ちがあります。
それらを知ることはその場所についてより深く知ることにつながります。
みなさんも、留学先の都市、街、観光スポットについてぜひ色々調べてみましょう。
自分の留学先をもっと好きになるきっかけになるはずです♪