みなさん、こんにちは♪
バンクーバーの一つのシンボルとしても有名なオルカのオブジェをご存じでしょうか?
このオブジェはダウンタウンのコンベンションセンターの隣にあり、目にしたことがある人も多いのでしょうか。
このオブジェはいつ誰が、どのような意図で制作したかご存じですか?
これは「デジタルオルカ」という名前で、2009年にダグラス・クープランドという作者によって制作されたアートです。
ダグラスはカナダの小説家で『Generation X』という1991年にベストセラーとなった小説の作者として知られています。
このアートはバンクーバー市の依頼で制作され設置されました。
カナダの海ではオルカ/シャチが見れることでも有名ですが、バンクーバーの近郊の海でも
ホエールウオッチングができる場所がいくつかあります。
また、このアートは近くでみると立方体の組み合わせで形作られています。
これはパソコンの画面がピクセルという画像の最小単位が集合して画像をつくられていますが、それをモチーフにされているといわれています。
アートは見る人の捉え方で様々な解釈をして楽しむものですが、このアートに込められた思いの一つとして言われているのが
バンクーバーは昔港町として発展を遂げ、今はその名残を残しつつも映画産業、IT、デジタルなどの分野で成長を続けています。
そんなバンクーバーの昔と今の象徴として、そして今後の発展を願って作られたのではともいわれています。
いかがですか?普段何気なく目にする街の中のアートやオブジェには作者や街の思いが込められていることが多いです。
その背景や由来などを調べるとそのアートにさらに愛着がわくかも。。。!
本日は、バンクーバーの有名な写真スポットにもなっているアート作品の背景と豆知識のご紹介でした!